
「ソフビって聞いたことあるけど、実は詳しく知らない……」「専門用語が多すぎてついていけない!」
そんな初心者の方のために、この記事では“ソフビ”の世界でよく使われる用語をやさしく丁寧に解説していきます。
知れば知るほど深くなるソフビの沼に、一歩踏み込んでみませんか?
そもそも「ソフビ」とは?
ソフビとは「ソフトビニール(Soft Vinyl)」の略称で、日本では主に塩化ビニール製のフィギュア玩具を指します。
怪獣・ロボット・キャラクター・オリジナルアートトイなど、幅広いジャンルで親しまれています。
ソフビ用語辞典(五十音順)
- 【あ】アーティストソフビ:個人の作家やデザイナーが原型・彩色・販売まで手がけるアート性の高いソフビ。数量限定で製作され、国内外のコレクターに人気。
- 【い】インディーズメーカー:個人や小規模なチームによるソフビメーカー。One up.、ひかりバンビ、ヤモマークなどが代表。
- 【う】ウレタン原型:軽くて加工しやすいソフビ原型素材。アマチュアからプロまで幅広く使用。
- 【え】エントリー(抽選):人気ソフビ購入時の抽選申込み。SNSやショップで事前募集される。
- 【お】オーバースプレー:色を吹き重ねる彩色技法。グラデーションや質感が特徴。
- 【か】怪獣ソフビ:ゴジラやウルトラマンなど、怪獣モチーフの伝統ジャンル。
- 【き】金型:ソフビを成型する金属型。製作コストの大部分を占める重要設備。
- 【け】ケミカルカラー:蛍光色・パール・ラメ入りなど特殊成型色。視覚的インパクト大。
- 【こ】コラボソフビ:異なるブランドやキャラクターとのコラボ商品。限定性や話題性が高い。
- 【さ】彩色(さいしょく):エアブラシや筆による手作業の色付け工程。同型でも仕上がりに個体差。
- 【し】成型色(せいけいしょく):ビニール素材そのものの色。無塗装でも魅力あり。
- 【す】蓄光(ちっこう):光を吸収して暗闇で光る素材。通称「GID」。海外人気が高い。
- 【せ】ゼンマイ式:ゼンマイで動く昔のソフビ玩具。復刻版で再登場することも。
- 【た】タグ付き:商品タグ付き状態。中古市場での価値に影響。
- 【ち】中袋(なかぶくろ):ソフビを包む透明袋。未開封保存の象徴。
- 【つ】ツヤ消し・ツヤ有り:表面仕上げの違い。印象が大きく変わる。
- 【て】転売:定価購入品を高値再販する行為。コミュニティで賛否あり。
- 【と】当時物(とうじもの):昭和~平成初期のオリジナルソフビ。ヴィンテージ品として高額取引されることも。
- 【な】中抜き:成型後に内側を抜いて中空化。軽量で柔軟な仕上がりに。
- 【に】日本製:“Made in Japan”の高品質ソフビ。手作業彩色が魅力。
- 【の】ノベルティソフビ:販促用の非売品。企業ロゴ入りでレア度が高い。
- 【は】ハンドペイント:筆での彩色。細部表現に優れる。
- 【ひ】非売品:イベント景品・展示用など、一般販売されなかった希少品。
- 【ふ】復刻版:過去製品の再現品。成型色や彩色が変わる場合も。
- 【ほ】ポリ袋(ビニール袋):販売時のパッケージ。タグと併せて“完品”評価に。
- 【ま】マルサン・ブルマァク:昭和ソフビの老舗メーカー。ゴジラやウルトラ怪獣を展開。
- 【や】焼き直し:既存金型を使った再生産品。新たな魅力が加わる場合も。
- 【ら】ラメ成型:ラメ入り素材のソフビ。コレクションで映える仕様。
- 【り】リペイント:既存ソフビへの新塗装。個人カスタムから公式作品まで。
- 【れ】レトロカラー:昭和風の彩色パターン。ノスタルジックな雰囲気。
- 【わ】ワンフェス(ワンダーフェスティバル):年2回開催の日本最大ソフビ&ガレキイベント。新作の発表と販売の場。
おわりに:用語がわかると、ソフビがもっと面白くなる!
初めて聞く言葉ばかりだった方も、読み終える頃には「これ見たことある!」「この用語、あの投稿に出てきたな」と感じていただけたのではないでしょうか?
ソフビは“見る・集める・語る”すべてが楽しい文化です。用語を知ることで、作品への理解も愛着もグッと深まります。今後のコレクションやイベント参加の際に、ぜひこの記事を思い出して役立ててください。
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